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最も近く、そして最も遠い私
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J-45
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男性
自己紹介:
Gibson J-45(1944)              誰もいない所で               静かに泣いてます         まだ泣けるだけマシかと。        愉しげに話す人でも        無傷な人はいないと知る。
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本日は用事があってお店を休ませてもらった

夜には時間ができたのでギターの練習

せっかく家から歩いて5分の場所に

音楽スタジオがオープンしたというのに

23時で閉店なんてダメやん

深夜も営業してほしいよ〜

そんな会員番号2番の僕です



未だに知らないコードがいっぱいあってね

ギターのコードブックをペラペラ

少し弾いては

赤ペンで印をつけていく

なるべく工夫して音数を減らしていくのが目的

毎日、弾いていれば

こんな僕でも少しは上達するだろう

でも、上手く弾きたいのではなく

綺麗に弾きたい

色気というか魅力的に弾きたいのです

第三の眼を開きたいのです


あるギタリストに

『綺麗に弾くんだね〜右手!』と言われ

『えっ?右手っすか?』と動揺したことがある

僕としては

『左手の指が綺麗に動く練習』をしてるのに

知らない間に右手の指も活躍していたのかな

とにかく嬉しかった


歌は心を使うので

僕は歌に関して練習や訓練はしない

精神的に歌いたくない時もあるし・・・

自分を操る術を修得しなければならぬ


ギターは弾いていて愉しい

ただ音数を減らすことについて考えてばかり

音のサステインは両手の指のテクニック

これは訓練と経験を重ねるしかない


僕の暗い弾き語りは

僕の性格が暗いってのもあるけれど

ほとんど作為的に演っている

『誰にも負けない暗さ』(苦笑)

そこは一生を通して徹底していくつもり

『暗さなら負けないよ!』ってね

中途半端に演るのは大ッ嫌い!

お客さんに失礼だ

そこで

使うコード進行のチョイスと歌のメロディー

声の震えや呼吸も含めて

あいまいな表現になるけど『心』を込めてね

それが『木村のメゾット』なのです

『構造と力』なのです

もの凄〜く暗い曲を演奏していても

心の中では

ウキウキ楽しんでいたりするんです

異常なほどの緊張に潰れそうな時もあるけれどね

それは、その日の僕の精神的な問題

ギターを弾くのって奥が深いけれど愉しい

いくら音の数を減らしても瞬発力は大切だね

間抜けはダメ!許されない!


器用貧乏にだけはなりたくない

上手にギターを弾く人でも

なんか格好悪い人っているからね

名前、聞いただけで

『あぁ〜その人か、いらんわ』ってなる・・・

その逆で名前を聞くだけで興奮しちゃうような

素晴らしいギタリストもいっぱいいる


そんなこんなで

徹底的に暗い僕ですが

出演依頼の電話をくれるお店に感謝しています

もう来年の話ばっかりですわ

バンドも積極的に攻める体勢に入りたいね

明日の夜はバンドのリハーサル!!

嬉しい!!嬉しい!!

精神衛生上、四人で集まってる時が一番愉しい!

合奏!合奏!四人組のロックバンド!!

早く舞台に立って踊りた〜い!!

座って暗い弾き語りもした〜い!!

お金儲けばっかり考えてる人達、大ッ嫌〜い!!

そこに音楽は無〜い!!!!

そんな人達を尊敬できる訳な〜い!!


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