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J-45
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男性
自己紹介:
Gibson J-45(1944)              誰もいない所で               静かに泣いてます         まだ泣けるだけマシかと。        愉しげに話す人でも        無傷な人はいないと知る。
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3/5(土)

身支度をして夕方の五時にSLOWHANDへ

すでにフジコさんは到着していて

僕はワガママを言って出番を二番目にしてと

一方的に決めてしまった

で、

いつも佐野さんにお世話になってるからと

Eaglesの4枚目『One Of These Nights』

あの『呪われた夜』のLPをプレゼントしたら

早速、壁に飾ってくれた


で、すぐにギターを出してリハーサル

二曲ほど歌って終わり

EVのマイクは本当に好いよ

フジコさんはCDを完成させて発売してるので

『一枚くださ〜い』と購入(5曲入り800円)

フジコさんが歌ってるのを聴いていると

『かるあ』さんが遅れて到着

『出番は最後ですから〜』と一方的に告げました

で、かるあさんはウクレレの弾き語り

初対面でしたが

僕の事は知ってるし観た事あるって言うてた

で、リハーサルで一曲だけ聴いて

近所のガストへ入店

なるべく体に優しい食事をと

僕は『きのこ雑炊』を注文

煙草を吸って珈琲を飲んでいたら

大阪のYちゃんが入ってきた

『うわ〜ッ!!観に来てくれたんや〜!!』と感激

Yちゃんも珈琲を飲み終わって

信号渡ってSLOWHANDへ戻りました

19時45分からフジコさんが演り始めて

相変わらず僕の好きな声

カウンターに座って聴き入ってました

もっと有名になってもいい歌い手なのにな


で、次が僕の出番

いつも最後の方に演ることの多い曲を前半に

なんかバラバラな印象だったと思う

練習不足で弾き損じまくり・・・ミスタッチの王様

J-45の弦を新しい弦に交換しておくべきだったな

音に元気が無かった感じ・・・

それでもマスターの佐野さんは

『やっぱり好い音するなぁ〜』と言ってくれた

佐野さんの大好きなジャクソン・ブラウンも

Gibson J-45を弾いてるし

ヴィンテージのJ-45を

ジャクソン・ブラウンは何本も持ってるからね

僕は集中力の持続が不可能で

心底、グッタリして店の奥の暗い所に戻った

でも、今、家で弾いてると弦は生きてる

何だったんだろう


最後は『かるあさん』

とにかく明るい

大笑いしながらウクレレ弾いて演ってた

また失敗しちゃったやんか〜と言いながら

自分でも爆笑

あれだけ笑顔で明るいと気分が好いね


僕はアルコールを控えようと考えて

ウイスキーをソーダ水で割ってもらった

それを何杯か呑んで話をしていたら

また『治外法権』へ行きたい病がでてきて

フジコさんやYちゃんを誘ってタクシーに乗り

治外法権へ行くと

ゲイリー・ムーアが爆音で流れてた

追悼してたんだな

ワイワイ言いながら呑んでたら

やっぱりDESTINYが流れて僕は酒がまわる

Yちゃんは大きな声で歌ってた(笑)

僕も一緒に歌うと

『この偽物!木村辰也のマネするな!』

トホホであります・・・

調子にのって僕はガンガン呑んでしまった

お酒を控えようという考えは飛んで消えちゃった

で、フジコさんのCDを爆音で聴きたくなり

大きな音で流してもらったら

ひとっさんが『これ誰や?』と聞くから

今、ここに座って呑んでるフジコさんですよ

と、紹介

カウンターで呑んでた仙人のような爺さん

もの凄〜く長い長いヒゲを生やしてる

まるでZZ TOPだ

お名前を聞くと『ドイツ』ですと言うから

ドイツさ〜ん、ドイツさ〜ん、と

昔からの友達のように一緒に呑んでた

ドイツさんもフジコさんのCDを気に入った様子

生で歌ってくれないか〜と無理矢理のリクエスト

フジコさんは『いいですよ』と快諾

ギターを出して二曲歌ってくれた

ひとっさんは『一杯オゴるわ〜』と

フジコさんに一杯サービス

もちろん、ドイツさんはCDを購入

サインもしてもらってたよ

その日は呑みに行くつもりじゃなかったから

お金を持っていなかったけど

なんとか足りた

それからJAM HOUSEへ歩いていった

本当に寒くて寒くてガクガクブルブルですよ

JAM HOUSEのビルが見えているのに

なかなか着かない・・・

ようやくジャムへ入店すると

磔磔のコージとスキマノザラシの武呂田がいた

とにかく寒かったから

ジャムは暖房が効いていて救われた気分

そこで呑んでるうちに

またフジコさんのCDを流してくれと渡して

大きな音で聴いてたら

たまたまカウンターで呑んでたゴリくんって人が

『これ誰?』と言い出して

僕は『この人、この人』とフジコさんを紹介

フジコさんのCDに感動して涙ぐんでた

そしてゴリくんはCDを購入

そして清水もCDを購入

二人ともサインしてもらってた

ゴリくんのルックスは街の暴れん坊みたい

でも、僕がゴリくんから感じ取ったのは

色んな事を背負い込んで疲労しているようで

それを我慢しているように見えたから

思いっきり抱きしめてあげた

そして僕とゴリくんは抱き合ったまま

『ホンマに辛い事ばっかりやなぁ〜』と号泣した

初めて会ったなんて関係ないからね

しばらく呑んでゴリくんは帰って行った

その時も涙ぐんでいたよ


途中でドイツさんは寝てしまった



で、コージも混ざって呑んでたら

もう朝だな〜と

清水、こんな時間までゴメンと思ってたら

噂の『まっちゃん』が来た

そこからまた最初から呑み始めるような事になり

ジミヘンを聴きながら

もうね『まっちゃん節』が全開ですよ

まぁ〜よく、あれだけベラベラと喋れるもんだね

まっちゃんのマシンガントークの相手をしてたら

ありゃま〜7時半くらいだと気付き

8時には帰ってあげないと

さすがに清水が可哀想だと思った

武呂田も店員じゃないのに

『閉店〜!!閉店〜!!』とグラスを全部さげていた

美鶴とコージは撃沈


外に出ると強烈な寒さ

酔いが醒めた感じだったから

『別のお店へ行こうや』と行ったら

武呂田が『もう帰れ!!帰れ!!帰れ〜!!!!』と呆れてる

そんなに言うなら帰ろうかなと思って

ギター担いで歩いて帰りましたよ


帰宅してサングリアを数杯呑んで静かに寝ました


『ろくでなし』にもフジコさんを連れて行ったら

絶対に気に入られると僕はわかってるし

CDも何枚か売れたはず

だけど連れていく時間が足りなかったのです

また今度だな



さぁ〜いよいよ3月13日(日)DESTINY at 磔磔だ!!

僕のソロアルバムの発売日でもあります

みなさ〜ん!!来てくださ〜い!!


じゃね〜



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